元自衛隊員の芸人としてブレイクしているやす子さん。
テレビ番組でも様々な番組に出演されて話題になっています。
まだお若いやす子さんは、
自衛隊でどのように働いていたのでしょうか。
また現在も自衛隊と繋がりがあるという噂も気になります。
今回は、
「やす子さんの自衛隊時代の話や、現在も訓練を受けている噂」
についてまとめてみました。
やす子の自衛隊の階級は?どこの駐屯地?何年いた?

それではまず、やす子さんのプロフィールからご紹介します。
- 本名:安井 かのん
- 生年月日:1998年9月2日
- 出身地:山口県宇部市
- 所属事務所:ソニーミュージックアーティスツ
- 職業:お笑い芸人
テレビで見るやす子さんは、
いつも明るく元気な印象を受けます。
彼女は芸人としてテレビに出る前は自衛隊に所属していました。
そこに至るまでの経緯とどこに何年いたのか等探っていきたいと思います。
やす子の学生時代
やす子さんは母親と2人の母子家庭で育ちました。
父親はいなかったようです。
その生活はとても貧しかったようで、
修学旅行に掛かる費用を学校の先生に代わりに払ってもらったりしたそうです。
また母親との仲も決して良かったとは言えないようで、
ネグレクトを受けていた疑惑もあります。

それはやす子さんが中学生の頃、
母親には秘密で児童養護施設に保護されたことがあるのです。
思っていたより生きるか死ぬかの瀬戸際だったのかもしれません。
その後高校生になっても生活環境が変わることはなく、
児童養護施設から学校へ通う日々を送っていたといいます。
施設での生活はまともだったようで、
「自分の居場所が出来た、1番居心地の良い所」と語っています。
自衛隊に入ろうと思った理由
そんなやす子さんに就職という問題が迫ってきます。
その時のことをやす子さんはこう語っています。
「18歳で家を出て行かないといけなくて、衣食住が揃っている所でないと10代で家を借りられなかった。パチンコ屋さんと自衛隊の2択しかなかった」
過酷な学生時代を過ごしたやす子さんにとって、
衣食住が揃っている職場である事が1番重要だったのでしょう。
何より安定した生活を望んでいた事が想像できます。
やす子さんはパチンコ屋が不採用となってしまい、
残りの自衛隊に入るしかなく、
“助けてくれ!”という思いで入隊したと言います。
自衛隊の所属や階級は?どこの駐屯地?何年いた?
なんとか自衛隊に入隊できたやす子さん。
入隊後、滋賀県の大津駐屯地と京都府の大久保駐屯地での基礎訓練を経て、
2017年に大久保駐屯地の第3施設大隊に勤務することになります。
自衛隊ではIQテストと適性検査を受けるのですが、
やす子さんは7段階評価の7という優秀な成績だったそうです。
そんな彼女は施設科隊員としてブルドーザーの操縦を行う
「ドーザ手」という仕事を任されていました。
災害が起こった場所で土砂や溜まったゴミ等を撤去したり、
戦車が通れるような道を作ったりする役目です。

女性のドーザ手は珍しく、
やす子さん以外は男性の隊員ばかりだったといいます。
それでも2019年に除隊するまで2年間務めました。
そんなやす子さんの最終階級は、「1等陸士」となっています。

「士」とは「曹」等の指揮下で直接任務を遂行する階級となっており、
16階級定められている内でも下の階級となります。
ですが務めていたのが2年ということもあり、
もっと続けていれば階級も上がっていたことでしょう。
やす子が自衛隊をやめた理由が衝撃的!

安定を求めて自衛隊で働いていたやす子さんでしたが、
20歳の時に自衛隊を辞めてしまいます。
なぜ彼女はわずか2年で辞めようと思ったのでしょうか。
実は自衛隊は任期制で、
2年ごとにこのまま続けるか決めるシステムとなっています。
やす子さんは、退職金が支給される4年目まで辞めないつもりだったようです。
けれど上官が自分の前を歩いていた時、
急に”自衛隊辞めよう”という天の声の様なものが降りてきたと言います。
そしてそのまま上官に辞める旨を伝えます。
自衛隊が嫌いになったとか仕事がキツかった訳でなく、
突然降って湧いた自分の声に従ったのですね。
同僚や上官からは反対されたそうですが、
その日のうちに任期が来たら辞めることが決まったそうです。
やす子は実は茨城の駐屯地に現在も所属?

20歳で自衛隊を除隊し、お笑い芸人として活躍しているやす子さんですが、
実は今も自衛隊に籍を置いています。
それは「即応予備自衛官」と呼ばれる非常勤の自衛官なのです。
茨城にある駐屯地の部隊に所属しており、
自衛官としての技能を維持するために
月に1回、年に延べ30日間訓練を行っているそうです。
この即応予備自衛官とは、有事が起こった際、
招集命令の下集められ災害救助や正規の自衛官の補助等をする役職のこと。
今までは「1年以上勤務経験があって退職後1年未満の人」でなければなれなかったそうですが、
今はそういった条件でなくても応募することが可能のようです。
やす子さんは、芸人と予備自衛官の2足のわらじをされているということです。
毎月時間の都合を付けてハードなトレーニングに臨むなんて、
なかなか出来ることではないですよね。
けれど多忙ではありますが、お給料はちゃんと支払われるようです。
「即応予備自衛官手当」と「訓練招集手当」の2つが払われます。
1年換算すると約50万円ほどの収入になるとか。
さすがにこれだけで生活していくのは厳しいと思いますが、
やす子さんは芸人としてどんどん活躍されていらっしゃるので、
あまりお金に困ってはいないのではないでしょうか。
またやす子さんが予備自衛官を続けている理由について、
「自衛隊で受けた恩を返したいと言う気持ちがある。月に1回、誰かのためになるならいいかなと思って、続けさせてもらっています」
と語っていらっしゃいました。
まとめ
今回はやす子さんの「自衛隊時代の話や現在も訓練を受けている噂」についてご紹介してきました。
過酷な家庭で育ち、衣食住を求めて自衛隊に入隊。重機の操縦をする「ド―ザ手」として2年間務めていました。最低4年勤務する気でしたが、降って湧いた自分の言葉に従い自衛隊を辞めることを決意。
今はお笑い芸人としてブレイクしていますが、「即応予備自衛官」として今も自衛隊で訓練しているという事が分かりました。
芸人と予備自衛官の2足のわらじで頑張っているやす子さん。これからの活躍に目が離せませんね。
最後までお読み頂きありがとうございました。





