どの世代でも見たことがある大物芸能人と言えば、
サングラスがトレンドマークのタモリさんは欠かせないです。
ある日を境にサングラスをするようになったのですが、
原因が右目の失明と言われているのは本当でしょうか?
また、今はサングラスしかイメージがないですが、
実は元々眼帯をつけていました。
眼帯からサングラスになったのはいつ頃なのか?
では、見ていきましょう。
タモリがサングラスをかける理由は右目失明?

タモリといえばサングラス!
サングラスがトレードマーク、
現在もミュージックステーションの司会を長年務めているタモリさんは、
戦後直後の1945年8月22日、福岡県福岡市で誕生しています。
1976年4月のデビューから芸能界で活躍し、
日本の『お笑いBIG3』として、
明石家さんまさんやビートたけしさんとともに
現在に至るまで日本のお笑い界を引っ張ってきました。
2023年現在78歳。
引退報道も出ているタモリさんが現在レギュラー出演している番組は、
ミュージックステーション

ブラタモリ

この2本だけ。
1982年から放送開始した平日お昼の生放送『森田一義アワー笑っていいとも!』は、
惜しまれつつ2014年に幕を閉じています。

さらに同じ年の1982年にスタートし、
約40年間司会を務めたタモリ倶楽部も、
2023年4月1日の放送をもって最終回を迎えました。

徐々に仕事を減らして引退に向かっている印象ですね。
どの番組もサングラスをかけていますが、
タモリさんがサングラスをかける理由は何でしょうか?
タモリがサングラスをかける理由
理由① 失明したから
後ほど説明しますが、タモリさんは元々、
眼帯とサングラスを併用していました。
これは幼少期に失明したからです。
元々、右目の失明を自虐ネタとして語っていたからです。
失明理由は小学校3年生の時、
下校中に電柱に巻いてあったワイヤーに衝突し、
結び目が右目に刺さり失明しました。
2か月間休校し治療に専念しましたが、
視力が回復することはなかったそうです。
前方不注意の事故とはいえかなりショックだったと思います・・・。

現在タモリさんの右目は義眼となっているため、
サングラスを外しても眼球はありますので、
普通の人とあまり大差ないです。
理由② イメージ戦略
タモリさんは若い頃、学生バンドの司会者をしたり、
旅行会社に勤め、ボーリング場の支配人として勤務していました。
元々人を笑わせることが好きで、
友人や行きつけのバーで素人芸人としてネタを披露していたら人気になり、
福岡で生活していたのですが、カンパを集め週1で東京に出向いていました。
そして周りの口コミで漫画家の赤塚不二夫さんと出会い、
赤塚不二夫さんがタモリさんを気に入りお小遣いをあげたり、
自分の車や家を自由に使わせます。

なんとか芸能界入りをさせたかった赤塚不二夫さんは、
自分の番組に出演させたり、
「戦後最大の素人芸人」とキャッチコピー、
髪型やアイパッチをつけ、さらにサングラスを併用し、
キャラクターが完成しました。
そこから自虐ネタや似非朝鮮語を披露していき大ブレイク。
当時はお笑いや身体に障害を持つ人を
見世物として扱うことが多い時代だったため、
タモリさんも失明を自虐ネタにしたと思われます。
タモリさんと赤塚不二夫さんの出会いの話は
かなり長くなるため省略して話しましたが、
タモリさんは素人芸人としてはかなりお金持ちだったと思います。
お小遣いとして月20万~30万もらい、
家も車も使い放題という素晴らしい生活をしていました。
ちなみにこの頃はすでに結婚していて、
妻は福岡に居たままだったのですが、
芸能界入りなどが決まってからは東京に引っ越しています。
【画像】タモリの若い頃の眼帯がおしゃれ!

「え?タモリさんはサングラスでしょ?」
そう思った方も多いでしょう。
実はタモリさんは若い頃、眼帯もしていました!
デビュー当時、眼帯と言えばタモリさんだったんです。
【画像】タモリの若い頃の眼帯がおしゃれ!
現在はサングラスが一般的なタモリさんですが、
若い頃は眼帯もしていました。
それでは、タモリさんの眼帯姿の画像を見ていただきましょう。



かなり変わった眼帯をしていますね。
さらに、こんなおしゃれな眼帯も。

タモリさんの笑顔が素敵!
しかし、眼帯にもこんなにポップでおしゃれな物があるんですね。
普段、ものもらいや結膜炎などでしか眼帯をする機会ってありませんよね。

ちなみに私は先日、寝ている間にまぶたを蚊に刺されてしまいボッコリ腫れたので眼帯をしましたが…。
でも眼帯する時って、そういう場合くらいだと思っていました。
一方、タモリさんは失明が理由で眼帯もしていましたが、
実はデビュー当時、タモリさんは顔の特徴があまりにもないので、
イメージ戦略を狙い、タモリさんは眼帯をし始めたという説もあるんです。

確かにあまり記憶に残らない顔をしてらっしゃいますね。
タモリの眼帯姿とそっくりな別人
2023年9月1日、あるツイートが話題になりました。
≪ネットで拾った、昭和50年・赤塚不二夫と出会ったころのタモリ。眼帯を顔に描いてあて、右眉毛はたぶん剃っている。……全体から陰気オーラが漂っており、言われないとタモリとはわからない。人間、やはり売れる前と後では顔が変わるねえ。≫
コラムニストの唐沢俊一氏が、自身のX(旧Twitter)に上記の文章とともに、若かりし頃の“タモリ”の写真を投稿。
引用:ヤフーニュース
この唐沢氏のツイートは現在削除されているため現在見ることが出来ないんですが、
一緒に投稿された写真はありました。
それがこちらです。

モザイクがかかっているのでタモリさんなのかどうかは判断できませんが、
眼帯しているのはうっすらと分かりますね。
しかし、モザイクなしの写真を発見しました!

眼帯、手書きですね。
この人が本当に若い頃のタモリさんなんでしょうか?
眼帯のせいでタモリと勘違い?
結局のところ眼帯をしている人は、
タモリさんではありませんでした。
タモリさんと思われる人と一緒に写る女性は、
女優兼歌手の児島美ゆきさん。

以前、児島さん本人のコメントにより、
タモリさんではないと判明していたんです。
唐沢氏がタモリさんとしていた人物は、≪タモさんではありません。お名前は忘れましたが、、何度かお目にかかっています。不二夫ちゃんの集まりで≫とのこと……つまり唐沢氏は、タモリさんではない人物の写真をタモリさんだとして投稿。
引用:ヤフーニュース

唐沢氏がこの写真の人をタモリさんと勘違いした1番の理由は、
眼帯をしていたからだと思われます!
タモリのサングラスが定着したのはいつから?

ではタモリさんのサングラスが定着したのはいつからなんでしょう?
デビューと同時にサングラス!

サングラスをかけ始めたのは1976年頃から。
芸能界デビューと同時にタモリさんはサングラスをかけるようになりました。

ある時、番組ディレクターから「つまらない」と、
タモリさんの特徴のない地味な顔に対して言い放ち、
近くに置いてあったサングラスをタモリさんにかけさせました。
これがきっかけだったようです。
実は眼帯より先に、
サングラスでイメージ戦略を図っていたんですね!
イメージのためサングラスと眼帯を併用?
デビューと同時にサングラスをかけ始め、
併せて眼帯も着用するようになったタモリさん。
1979年頃までは番組によってサングラスと眼帯を使い分けていました。

実際のところ、眼帯の方が印象は大きいはずです。
それでもサングラスと併用していたのは、
眼帯だけでは違和感があったからなんだとか。
眼帯って目を圧迫させて結構しんどいんですよね…。
その後、眼帯の使用は止めてサングラスだけとなり、
現在のタモリさんの姿になったわけです。
先輩・堺正章からサングラスを叱られる
デビュー直後、芸能界の先輩である堺正章さんの前で芸を披露することがありました。

タモリさんはいつものようにサングラスを付けたまま始めます。
「先輩の前で芸やる時、サングラスぐらい取れよ」
堺さんから叱られてしまいました。
しかし失明の事を説明すると納得してくれたそうです。
先輩の前で、しかも芸を披露するときにサングラスかけていたら失礼にあたりますもんね。
事情を説明した事で堺さんが理解してくれて本当に良かったです。
ところで、イメージを重視する芸能人でも、
眼帯やサングラスを使用する人なんてなかなかいませんよね。
今の時代におしゃれ眼帯付けたら、ちょっと痛い人と思われてしまうかも…。

それでも眼帯を選ぶなんて、さすがお笑いBIG3・タモリさんですね。
タモリさんはただのタレントではなく、お笑いタレントのため、
やはりこういったインパクトは大事になってきます。
まとめ
いかがでしたか?
タモリさんが右目を失明したエピソードは痛々しかったですが、そのおかげで人気芸能人になれたと思います。
サングラスも眼帯もイメージ戦略でしたね。



