お笑いコンビ「森三中」の黒沢かずこさんが、
多重人格であると話題です。
黒沢さんは「イッテQ」や「ヒルナンデス」
と言った番組に出演されていて、
お茶の間の人気者ですよね。
さらには過去に「R-1グランプリ」へ出場し、
準決勝に進出する実力も持っています。
そんな彼女が、多重人格で悩んでいるそうです。
いったい彼女の過去に何があったのか、
調べてみました。
黒沢かずこの多重人格エピソード!

黒沢かずこのプロフィール
まずは黒沢かずこさんのプロフィールからご紹介します。
- 芸名:黒沢かずこ
- 本名:黒沢宗子(くろさわ かずこ)
- 生年月日:1978年10月17日
- 出身地:茨城県ひたちなか市
- 身長:158㎝
- 血液型:O型
- 所属事務所:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
- ロバート、インパルス等
黒沢さんはお笑いが好きで芸人を志し、吉本の養成所に入学しました。
そこで同期であった大島美幸さんと村上知子さんの3人で、
「森三中」と言うトリオを結成。
その後テレビ番組「進ぬ!電波少年」や
「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」等に出演して、
知名度をどんどん上げていく事になります。
やがてトリオの仕事だけで無く、
黒沢さんだけのピンの仕事も来るようになり、
一躍売れっ子の仲間入りを果たします。
そんな黒沢さんですが、
実は彼女にはなかなか周りの人達にも明かせなかった悩みを抱えていたのです。
それは、多重人格(解離性同一性障害)である事。
いくつかご本人が公言したエピソードがあるので、ご紹介します。
一番だけが知っている
2019年の11月に放送された「一番だけが知っている」と言う番組に出演した際、
自分は多重人格である事を告白しています。
番組の企画としては、
10人もの人格を持つとされる「haru」さんに黒沢さんが取材をするというもの。
その取材中に黒沢さんが、
自身にも3人の人格が存在すると公言されたのです。
「私は1人っ子で、いろんなつらいことがあったときに、違う人を考えて持ってたんですよ。イメージが5歳、10歳、33歳くらいだったんですよ。でもそれはイメージの中だけであって、ちゃんと自分は全部分かってるし、ただ逃げ道としてそういうふうにやってたんですけど」
引用:https://sp.starblog.jp/news49/49326.php
自分で分かっていて違う人格を作り出していたそうです。
5歳と10歳の人格がいるのは、
自分が親に甘えられなかった事が原因であると黒沢さんは考えているそうです。
けれど今はほとんど表面に現れる事は無く、
33歳の人格だけが現れる事もままあるそうです。
番組内では取材される側のharuさんから、
勇気を貰える言葉を贈られていたそうでした。
ロンドンハーツ、ホンマでっかTVにて
「一番だけが知っている」だけでなく、
他の番組でも多重人格について語っていました。
「ロンドンハーツ」では、
それぞれの人格に名前がある事が明らかにされました。
最も幼い人格が「くーちゃん」、
次に幼いのが「くろちゃん」、
そして最も大人な「くろさん」と呼んでいるとの事。
黒沢さんの別人格を、
同じトリオのメンバーである村上さんも目撃した事があるそうです。
でもその時は、声を掛けてはいけないと思い、スルーしたとか。

同じメンバーの仲間とは言え、
いきなり別の人格を見てしまったら驚くのも無理はないですね。
また「ホンマでっかTV」に出演した時は、
専門家の先生に多重人格について相談をしていました。
「最近地球が歪んで見える」
「もう1人の自分は理解してるけど、もう1人の自分は理解しないんです」
引用:https://cororotan.com/morisanchukuro/
何だかこの質問内容を聞いていると、
多重人格以外にも病気を抱えているのでは?
と心配になってきますね。
黒沢さんが多重人格であると知った視聴者からの声も、
ネット上に沢山投稿されたようです。
ヤラセであったり、嘘をついているのでは?
という声もあるようですね。
でもお笑い芸人にとってマイナスとなるような事を、わざわざ公言するでしょうか。
筆者の勝手な印象ですが、
黒沢さんはどこか闇を抱えているような気がしていたので、
ヤラセという事は考えづらいと思ってしまいます。
黒沢かずこの多重人格の原因は壮絶な生い立ちと関係?

多重人格とは?
そもそも多重人格は、何が原因で起こる現象なのでしょうか?
多重人格(解離性同一性障害)とは、
子供の頃に耐えがたい程のストレスやトラウマを受ける事で、
自分の中に全く別の人格が存在するようになる事です。
幼い頃に受けたストレスを、
別の人格に引き受けさせようとして作られるのが原因だそうです。
辛い事から自分を守る為の、防衛本能のようなものなのでしょうか。
と言う事は、黒沢さんも幼少期に
何らかの精神的苦痛を味わっていたのかも知れません。
彼女の生い立ちについて探っていきましょう。
黒沢かずこの多重人格の原因は壮絶な生い立ちと関係?
黒沢さんの実家は、黒沢かずこさん本人と父親、母親の3人家族。
ご両親は「まわたり食堂」と言う食堂喫茶を営んでいました。
父親が料理を作り、母親がホールで接客という夫婦2人3脚で働いていたそうです。
お店は繁盛していたそうで、どちらかと言うと裕福な家庭だったとの事。

であるのにも関わらず黒沢さんは、
中学2年まで朝食という概念を知らなかったとか。
何と中学生まで朝は、乳酸飲料を1本飲むだけだったと言います。
育ち盛りの子供に、これはあんまりではないでしょうか。
朝食という概念は、学校の友達から聞いたんだとか。
それを知ったらもちろん母親に尋ねにいきますよね。
そして返ってきた答えが、「バレた?」だったそうです。
母親は確信犯ですね。
次の日からは、おにぎりが1個朝食として振る舞われたとの事。
今でこそふくよかな印象のある黒沢さんですが、
当時はむしろ痩せていましたね。

また両親はパチンコが大好きだったと言います。
「生活の中心がパチンコ」と豪語していたようで、
稼ぎ時でも看板を「準備中」と掲げて店を空けていたそうです。
それが学校で話題になり、あだ名が「準備中」となってしまったとか。
多感な時期にこういった話が学校で広まるって、結構嫌な事だと思います。
学校で虐められていたと言うような話は聞きませんでしたが、
遊び相手もいなかったそうですし、孤独な学生時代だったのかも知れません。
これらの事が積み重なって、別の人格を作り出す原因になってしまったのでしょうか。
黒沢かずこの多重人格の原因はいじめと関係?

黒沢さんが精神的な苦痛を味わったと考えられる出来事が、もう1つあります。
それは黒沢さんが、ある人物からいじめを受けていた事です。
それはお笑いコンビ「インパルス」の1人、堤下敦さんです。
いじめが発覚したのは、あるテレビ番組で起きた事が原因でした。
2013年に生放送された
「今年も生だよ!4時間笑いっぱなし伝説」と言う番組内でのトークコーナーで、
森三中の大島さんが突然声を荒げ始めたのです。

それは堤下さんへ向けた罵詈雑言でした。
「マジで大っ嫌い!」
「あいつは女の腐ったような最悪な奴」
「クソや、マジでクソ野郎」
引用:https://hana555.net/tutumisita-atushi-1380
これだけの罵声を浴びせられるとは・・・、
堤下さんはいったい何をしたのでしょうか?
実は堤下さんは、黒沢さんに陰湿ないじめを行っていました。
例えば黒沢さんの後ろから、
「お前、面白くねぇんだよ」と小声で呟いたり、
テレビに黒沢さんが映らないように邪魔をすると言った事をしていたそうです。
これは大島さんが怒るのも無理はありませんね。
このいじめが多重人格を引き起こす原因となったかは分かりませんが、
黒沢さんの心に大きな傷跡を残したのは確かでしょうね。
まとめ
今回は黒沢かずこさんの多重人格に関する話題を、ご紹介してきました。
黒沢さんには3つの人格があり、幼い人格はあまり表面に出てこないとの事。
幼少期は貧乏だったわけでは無いけれど、孤独な生活を送っていた事が何らかの原因に繋がっている可能性があるように感じられました。
インパルスの堤下さんからいじめを受けていた事も、明らかにされました。
黒沢さんは自身がネガティブな性格だと仰られていますが、色々な困難を乗り越えて活躍する彼女の姿を楽しみにしていこうと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。

